日本新生児行動研究会(NBI Japan)は、Boston Children’s HospitalのBrazelton Instituteの国際メンバーとして、周産期および生後数カ月の子どもとその家族をケアする人々のための研究および教育プログラムを通じて、新生児・乳幼児と家族の健全な発達を促進することを目的としています。
NBI Japanでは、Boston Children’s HospitalのBrazelton Instituteより、正式な新生児行動評価尺度(Neonatal Behavioral Assessment Scale; NBAS)と、新生児行動観察(Newborn Behavioral Observations; NBO) トレーニングサイトとして認められ、日本語で、それぞれのトレーニングを提供しています。
NBASは、Berry Brazelton博士によって開発され(1973)発展してきました。今日では新生児の神経行動発達の最も包括的な評価法として、世界中で、臨床及び研究に活用されています。評価を通して、赤ちゃんの個性と力をより良く知ることができ、ケアや発達支援に活かすことのできる発達評価スケールです。
NBOは、NBASを改良してKevin Nugent博士らによって開発された親子関係構築支援ツールです。生後3か月までの新生児・乳児とその親・家族への早期介入プログラムです。現在は、世界20か国の臨床や保育現場で導入され、母親のメンタルへルスの指標の改善、親子関係構築促進等の効果が報告されています。
「Brazeltonの発達理論とNBAS/NBOの概要」
聖隷クリストファー大学 大城昌平先生
日本産婦人科医会 母子保健部会 「親子関係と愛着形成についての勉強会」
2021年10月30日(土)より専門職の方はこの講義視聴が可能です。
日本産婦人科医会の母と子のメンタルヘルスケア(MCMC)の専門職用のページから、
新規利用登録を行う必要があります。登録制ですが無料です。
登録後に登録したメールアドレスとパスワードを入力することで講義動画が視聴できます。